なぜ ”バス” なのか・・・?
バスのブログって、正直あまりないですよね。。。
乗り物が好きな方やマニアの方のブログやコンテンツはWeb上にもたくさんありますが、ビジネス目線でのバスってあまりイメージが湧かない・・・。
いや、ビジネスの可能性をあまり感じないからなのかな。
私はビジネス上でバス業界と約20年ほど関わったのですが、別にバスの事が好きでというわけではありません。
では、長く携わって好きになったかというと・・・
「普通」です。
時刻表に合わせて定時(もちろん交通事情の影響はありますが)に運行され、通勤や通学、そしてお年寄りを含めた人々の当たり前の足として日々の生活に欠かせない公共交通機関がバスです。
この「あたりまえ」を作り出すのに様々な苦労があるわけで。
バスの新サービス(後々纏めていきます)を立ち上げた時、キャッチコピーづくりで浮かんだのが、「運転席の後ろの少し高くなった客席」から見た景色です。
バスに乗ると必ずその席に座り、運転手さんの手元をずっと眺めていた時代が自分にもありました。
同じような経験をされている方もいらっしゃるのでは?
家でも回転式の椅子をひっくり返してハンドルに見立て、ステレオ(古いレコードのです)のスイッチ類を乗降扉のスイッチとして「バス運転手ごっこ」をしていた私。
(笑)
でもその期間は短かったように思います。
いつの間にか、バス運転手になるという夢も忘れ、全く職業の選択肢に入らず大人になったわけです。
最初は一営業マンとして、その土地では誰もが知っているバス会社に対して営業するのは当たり前だから・・・というありふれた理由で業界と接触を始めたのですが、いつからか業界の課題解決の使命を感じ、最終的には会社員生活の殆どを捧げるほどのお付き合いになりました。
わからないものですよね、人生って。
そして、今現在はバスに全く関わっていないという・・・(笑)
でも、気になるんですよね。
今でも。
先にリタイヤしてしまいましたが、今でもバス業界の課題渦中で一生懸命闘っている先輩や仲間がいるわけですし。
そんな戦友をはじめ、これからその渦中に飛び込んで行こうとしている方々の少しでも力になれればと、ブログという形で自分の経験や想いを纏めてみようと思います。
もちろん主観が入りますし、2300社を超えると言われるバス事業者すべてが、このブログの内容に当てはまるわけではありません。
が、このブログに記される事も現場で起こっている事実という事で参考にしていただければ幸いです。
さて、現事業の合間を縫っての更新になります。
どこまで続けられるかわかりませんが、書き記してみますね。